陸前の教育
質の高い警備は、「確かな警備員教育によってはじめて実現される」ものと考えています。警備教育を、より実効あるものとするために、弊社では、警備の種類ごとに様々な内容の教育を設けています。その教育も常に新しいセキュリティを意識し、特に次の3つの教育に力を入れて行っています。
- ①
すべての警備員が完成度の高い基本教育知識を身につけていること
- ②
指導教育責任者が行う教育のさらなる質の向上
- ③
警備業務検定の積極取得
また、選任の警備員指導教育責任者は、定期的に「現任警備員指導教育責任者講習」を受講し、絶えず専門的な知識及び能力の向上を図っています。
このように、「教育」に主軸を置いた人財の育成に力を入れ、さらなるレベルアップを目指しています。
新任教育
新たに警備業務に従事する警備員は、新任教育を受けてから警備業務に就きます。
警備員として最低限習得すべき基本教育(基礎的法令や知識、心構え、技能等)を学び、さらに業務別教育を受けた後、それぞれの現場において実地に教育を受けます。
新任教育 | 新たに警備業務に従事させようとする 警備員対象 |
基本教育 15時間 |
---|---|---|
業務別教育 15時間 |
現任教育
現任の警備員は、年間の教育期ごとに現任教育を受けます。現任の基本教育及び業務別教育は、
各業務、現場の実態に即した教育を実施し、警備員の知識及び能力の維持向上を図っています。
現任教育 | 現に警備業務に従事させている 警備員対象 (教育期ごと) |
基本教育 3時間 |
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業務別教育 5時間 |
警備員検定制度
都道府県公安委員会が行う国家資格試験で、学科試験及び実技試験によって判定されます。90パーセントの高い正答率が求められます。資格を取得すると、都道府県公安委員会で定めた資格者配置が求められている当該種別の警備業務において、専門的知識及び能力を有する警備員として、現場に従事することができます。また、警備員指導教育責任者資格を得る条件の一つとして有利になります。
警備員検定制度
検定の種別 | 内容 |
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施設警備業務に関する検定 | 警備業務対象施設の盗難や火災など各種の事故の発生を警戒し、防止する業務を実施するために必要な知識及び能力 |
交通誘導警備業務に関する検定 | 工事現場等において、人又は車両の通行における負傷等の事故の発生を警戒し、防止する業務を実施するために必要な知識及び能力 |
雑踏警備業務に関する検定 | 人の雑踏する場所における負傷等の事故の発生を警戒し、防止する業務を実施するために必要な知識及び能力 |
貴重品運搬警備業務に関する検定 | 運搬中の現金、貴金属、有価証券等の貴重品に係る盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務を実施するために必要な知識及び能力 |
※数多くの資格者を輩出させていますので、資格者配置のご用命にも積極的に対応しております。
教育教材
セキュリティ研修施設 陸前會舘
各警備の研修や資格取得に向けた合宿はもちろんのこと。部隊訓練や誘導技術の更なるスキルアップが図られます。また、セキュリティ機器も完備してありますのでホームセキュリティの体験に是非ご家族でいらっしゃってください。